"Death is always on the way, but the fact that you don't know when it will arrive seems to take away from the finiteness of life. It's that terrible precision that we hate so much. But because we don't know, we get to think of life as an inexhaustible well. Yet everything happens a certain number of times, and a very small number, really. How many more times will you remember a certain afternoon of your childhood, some afternoon that's so deeply a part of your being that you can't even conceive of your life without it? Perhaps four or five times more. Perhaps not even. How many more times will you watch the full moon rise? Perhaps twenty. And yet it all seems limitless."
— Paul Bowles (The Sheltering Sky)

こいつの名前がわかったんだが・・・

Posted: 8月 6th, 2011 | Author: | Filed under: | Tags: , ,

丹後ちりめんの看板ランプ

京都に移住したときから(約4年前)、これ(↑写真)に心を奪われてきた。

歩き回る中で、これを見つけては写真に撮り、これについて知ってそうな人がいたら「これなんて名前か知ってますか?」と聞いてきた。

最初は名称がわからないので、勝手に「ランプ看板」と名付けていた。

そのうち、本当の名称がわからなくても「ランプ看板って結構いい名称だな」なんて思ったりして悦に入ったりしていた。

そんな時ある人が、「わかったよ。名称」とメールをくれた。

「え。。。わかったのか。。。」と困惑しながら、「誰に聞いたんすか?で、名称は?」と聞き返す。

「ずっこけないでよ」と前置きをしながら、その人は、、、、「これ『ガス灯』っていうらしいよ」と。。。

 

もちろん、ずっこけた。

 

「ランプ看板」の方が断然いい名前だ。

 

「ガス灯」ならガス使うんでしょ?と思いつつ、さらにいろいろ聞いてみると、「資料があるよ」といって、一枚のコピーをいただいた。
そこには。。。「ガス灯は石油ランプ」という衝撃の事実が書いてあった。

要するに、主立った定義はないってことだなと推測(平たくいうと聞かなかった事にしたのに近い)。

 

もう、オレは「ランプ看板」と呼んでいく事にするよ。うん、決定。

 

「ランプ看板」はもちろん明治時代に普及したもの。
たまに映画に出てくるロンドンの住宅で、玄関の前に、逆Uの字型のアーチがあり、その頂点部分にランプがついているのを見るんで、そういう文化が明治時代に日本に入ってきたってのがオレの仮説。
大阪や横浜でガス灯が設置されたのも明治時代(1870年くらい)なんで、そこから一気に商店の軒先などに広まったんじゃないかと。
まあ、そんな流れで普及したとしても、全部を「ガス灯」って呼ぶのはテキトーすぎやしないかって思うなー。
そのくらい明治時代の「変化の流れ」が早かったってことなのかもしれないけど。。。

 

そんなわけで、「ランプ看板」に関する情報がまとまってきたので、もう一度イチから京都中(市内のみ)の「ランプ看板の写真」を撮り始めようかと思う様になった。

いつ始めるか、どんなペースでやるか。。。それはまだ決めてないけど。